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タイの伝統楽器

●クローン・ヤオ
タイのゴブレット・ドラムで胴体は木製で長さが約75cm位です。通常、太鼓のふちに布をたらし装飾します。紐型からつるしてで演奏しますが時にはひざやひじをもいいることもあります。この楽器はタイのいたるところで見ることができ、儀式の行列の合奏やダンスなどにも用いられたり、タイ北部の仏教寺院では僧の日課の始まりの合図にも使われます。この太鼓の大型のものにクローンエーがあります。
●ケーン
東北タイのモーラムという語り手による語り物の伴奏として主として使われる。ケーンは細い竹を左右2列に3〜8本並べたもので、吹くときと吸うときは同音になります。これはラオスの楽器の一種でもあり、中国南部の笛形や、マレーシアのソンタボンに通じる。
●クローン・ケーック
もとはインドネシア諸国の楽器が取り入れられたものと考えられる。クローン・ケーックは、どうの長い円筒形の両面太鼓です。胴は木製で両面に皮が張られ、革紐で締められています。通常、対で使われることが多く、一人一つずつ持って演奏します。2個のクローン・ケーックと管楽器ピー・茶話とゴングで行う演奏をクローンケーック演奏といい、競技の応援などに演奏されます。
●キム
ラーマ3世時代に中国から伝わった洋琴がタイで使われるようになった楽器です。昔はたたいたり引いたりとさまざまな演奏方法があったようですが、今ではバチでたたいて演奏します。その音色の美しさからタイの人々に好まれホテルなどでもよく演奏されている楽器です。
●チャーブ
湯飲み茶碗形をした金属製の打楽器。両手で持つのに便利なように真ん中には穴が開いていて紐でつながっています。演奏する時は、シンバルと同じように両手を合わせて使用します。リズムに割り込む役割のチャーブ・レク(小型)とリズムを刻む役割のチャーブ・ヤイ(大型)の2種類があります。チンと同じ役目をする楽器ですがチンよりも音が大きく低いのでテンポの速い曲に用いられることが多い。
●クォーン・ウォーン
大小2種類があり、大きい方がクォーン・ウォーン・ヤイ、小さい方がクォーン・レクと呼ばれています。元はモー族の楽器から取り入れられたものと考えられ、20〜30cmほどの出入りする隙間をあけて、環状に曲げた籐で作られた台座の上にこぶ付きゴングを吊るしたものです。ゴング数はクォーン・ウォーン・ヤイが16個。クォーン・ウォーン・レクが18個です。走者は枠の中心にすわり。2本の車輪形のばちで定旋律を演奏します。


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